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証券会社比較 得するネット証券の選び方 > 株式用語辞典 >NISA(ニーサ)とは?
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NISA(ニーサ)とは、別名「少額取引非課税制度」の名称が付いている通り、毎年決まった投資枠内から得られた利益については非課税にできる制度のことです。
非課税の対象となるのは、上場株式・株式投資信託で得た利益や配当金、分配金です。
NISA口座では、毎年120万円の非課税投資枠が設けられており、この範囲内で取引した対象商品の利益等については5年間課税が免除されます。
例えば、1年目に120万円分の株を購入し、その2年後に売却益が出たとします。この利益に対しては非課税となりますので、全額受け取ることができます。
主な特徴 |
NISA(ニーサ)口座 |
口座開設できる歳 |
満20歳以上 |
口座管理料 |
無料 |
対象商品 |
国内現物株式(ETF、REIT、IPO、立会外分売等含む)
投資信託(投信積立も含む)
外国株式(海外ETF含む)
※証券会社によって、一部対象外の商品があります。 |
非課税投資枠 |
毎年、合計120万円まで |
非課税対象期間 |
投資を行った年を含む、5年後の12月末まで |
主なメリット |
・年間120万円までの投資においては非課税になるので、少額取引に向いている
・日本株や外国株など、人気商品が非課税対象になる
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主なデメリット |
・損益通算できない
・投資上限があるため、短期売買には不向き
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年間投資枠とは、1年間に非課税対象となる取引額のことですので、仮に120万円分の株を買って、その後5年以内に売却した時の利益が240万円だった場合は240万円がまるまる非課税となります。
つまり、非課税投資枠内で取引した分から発生した利益に対しては、金額に関わらず非課税となります。
ただ、NISAの別名に「少額取引非課税制度」とある通り、年間の取引対象額は120万円までとなっていますので、NISA口座では120万円を超える取引はできません。
逆に、年間120万円分使いきらなかった場合も、余った分を翌年に持ち越すことはできませんので、毎年、NISA口座で取引できるのは120万円までとなります。
その他には、年間120万円の投資をして、同じ年にすべて売却したとしても、その年の非課税投資枠の上限には達してしまっているので、新たに120万円分の投資を行うことはできません。
以上がNISA(ニーサ)の主な特徴になります。
NISAは注意点さえしっかり把握しておけば、使い方次第で賢くお金を増やすことができます。
さらに、証券会社によっては、現物取引の売買手数料が完全無料になったり、外国株式の買付手数料が無料になるなど、さまざまなキャンペーンも行っていますので、NISA口座を開設する時は、キャンペーン情報もチェックすると良いでしょう(*^^*)。
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