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証券会社比較 得するネット証券の選び方 > 質問と回答 > 指値注文についての質問
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指値注文の株価と違う株価で約定することがあるのはなぜ?
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- 質問:指値注文をした場合、買いでは指値より安く、売りでは指値より高く売れることがあります。指値とは、その値段でしか取引ができないと思っていたので驚きました。もちろん、得になる方がうれしいのですが、どうしてなのでしょうか?
これは、証券取引所のシステムが現在値を優先するからです。
例えば、現在550円の株に対して兄さんが555円で指値の買い注文を出した場合、システム上、現在の取引値である550円が最優先されますから、兄さんが出した555円の指値買い注文は、550円で約定することになります。
これは逆に、株を売却する場合であっても同じです。
現在値が550円であれば、兄さんが530円で指値売りしようとしても、現在の取引値の550円で売り注文が成立することになります。
…と言葉だけ聞いても分かりにくいと思うので、下記のケースで説明します。
カネミツの注文状況 |
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この中にはカネミツの取引状況が掲載されていますが、この時、兄さんが1119円の買い注文を出したとしても、現在値である1098円で約定される可能性が高いということです。
『可能性が高い』という表現を使ったのは、兄さんが注文を出すほんの0点数秒前に、別の方が1098円の買い注文を出す可能性もあるからです。
・ 現在値よりも高い価格で指値買い注文を出した場合、現在値が優先される。
・ 現在値よりも安い価格で指値売り注文を出した場合、現在値が優先される。
この2つの原則を覚えておいて頂けると光栄です。
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