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証券会社のお金にも利息が付く!MRFの金利比較


証券会社にお金を預けると、利子は付くのか。


これから証券会社に口座開設を行う方の中には、こんな疑問を持っている人もいると思います。



まず、銀行の場合は、自分の預金口座にお金を入れると、自動的に預けたお金に対して金利が付いていきますよね。2011年6月現在だと、比較的金利の高いネットバンクの普通預金で、年間0.04%前後の預金金利が付いていきます。


参考 : ネットバンク 預金金利比較




それでは、証券会社はどうでしょうか。



・・・実は、証券会社でも、MRF(マネー・リザーブ・ファンド)という投資信託を利用することで、銀行と同じように金利(正式には、分配金)が付いていきます。

しかも、分配率は約0.082%ですので、銀行よりも魅力的ですよね(^^ゞ。




MRF(マネー・リザー・ブファンド)とは?

MRF(マネー・リザーブ・ファンド)とは何かというと、大和投資信託や野村アセットマネジメントといった、投資信託会社が運用している商品で、おもに国債や社債など、金融商品の中でもかなり安定性の高い債券のみで運用されている投資信託のことです。


また、運用時の元本保証はありませんが、株式投資やFX(外国為替証拠金取引)に比べて、リスクが低く、非常に安全性が高い商品と言われています。


実際に、MRFの過去の運用実績をみても、元本割れを起こしたことは一度もなく、金融商品の格付けでも、最高ランクを取得している優秀な商品です。




野村證券グループ 野村アセットマネジメントの「野村MRF」



大和証券グループ 大和投資信託の「ダイワMRF」



日興シティグループ 日興アセットマネジメントの「日興MRF」




上に掲載した証券会社の説明を見れば、MRFは極めて安全性が高く、元本保証と言ってもいいくらいの投資信託であることが分かっていただけたと思います。


また、運用中のお金は、運用会社による横領や、倒産リスクを抑えるために、別の金融機関(信託銀行など)に保管することが法律で義務付けられていますので、万が一、運用会社が倒産した場合でも、預けたお金は安全に管理されます。





投資信託の安全性




証券口座に入金すると、自動的にMRFの買付けが行われるようになっていて、MRFの運用によって利益が出ると、証券口座に分配され、銀行の預金利息のような感じでお金が増えていきます。


なお、証券会社によっては、月単位で集計し、合計金額を月1回のペースで分配するところもありますが、もし途中で出金した場合は、その日までの金利が受け取れます。



そして、MRFの利益を分配した後は、証券口座に残っている預金を利用して、また新たに運用していきますので、もし証券会社に入金したまま放置していても、複利と同じ仕組みでジワジワお金が増えていくことになります(^^ゞ。





ちなみに、下の画像は、大和証券に入金したまますっかり忘れていた(笑)僕の口座状況ですが、約5万5千円あった預金がMRFで運用され、毎日、自動的に分配金が加算されているのが分かると思います。




大和証券のMRF実績




また、受け取り金額が一律でないのは、MRFの分配率が変動するからなのですが、大きな変動はほとんどなく、



銀行の普通預金よりも、かなり高い分配金(利息)が受け取れます。




ちなみに、ダイワMRFや日興MRFなど、大手投資信託会社のMRFを扱っていますので、分配率は運用元によって若干違いますが、それでも、銀行よりも高い分配金(利息)が受け取れます。



あと、MRFで運用されているといっても、預けたお金はいつでも引き出すことができ、MRFの申込手続きや手数料もかかりませんので、感覚としては、銀行や郵便局(現:ゆうちょ銀行)の普通預金と同じです。



ちなみに、銀行の預金と証券会社のMRFを比較してみましたので、参考にしてみて下さい。




【 銀行の預金金利 と 証券会社のMRF 比較】






元本保証の点で違いがありますが、「いつでも出金できる」、「特別な申し込みなどは不要で、口座にお金を入れるだけで利子がもらえる」という点、仕組みとしては、銀行の普通預金とよく似ていますよね?


MRFの仕組みを知っている人の中には、銀行には預金せずに、MRFのみで資産運用をしている人もいるぐらいです(^^ゞ。



あとは、どの証券会社に預けるかによって、分配率が違ってきますので、証券会社を選ぶときは、売買手数料や投資支援ツールのほかに、MRFの分配率もチェックしておくと、ビタ1円とも(笑)無駄にせずに運用することができます。




また、いきなり株式投資からはじめるのは不安という方も、まずはMRFの分配金狙いで、証券会社に無料口座開設をし、始めてみるもよいと思います。



なお、下の比較表では、MRFを行っている証券会社の分配率や運用会社を比較しています。ただ、先ほども言ったように、どの証券会社も、口座開設手続きの費用や、口座管理料は完全無料ですので、安心してくださいね(*^^*)。





【 証券会社のMRF金利、運用方法比較】



※年換算利回りは、課税前の利率を掲載しています。
※「−」と書いてある証券会社では、MRFを取り扱っていません。

※SBI証券のMRFは、未成年が対象となっています。成人の方は、住信SBIネット銀行との共有口座「SBIハイブリッド預金口座(高金利な普通預金口座)」が利用できます。

※MRFの利率は、日々変動しますので、現在の利率は各証券会社をご覧下さい。
※マネックス証券の「ダイワMRF」は、2005年4月以前に口座開設をされた方が利用できます。




以上、MRFについて説明してきましたが、簡単にまとめると、



・ 申込み不要で、証券口座にて、自動的に運用してくれる。
・ MRF運用中でも、証券口座のお金は、いつでも1円から出し入れOK。
・ 入出金の手数料、運用手数料といった費用は一切かからない。
・ 元本保証ではないが、過去に元本割れを起こしたことは一度もない。




という特徴があります。




つまり、MRFの買い付けとは、


「銀行預金への入金」とほぼ同じ



だと分かって頂けたと思います。




このように、証券会社には、株式投資ができるということ以外にも、MRFのように、いろんなメリットがあります。


また、証券会社を選ぶときにも、ひとつの会社だけに絞らず、情報収集用、短期売買用、MRF活用のためなどとうまく使い分けると、さらに効率よく資産を増やすことにつながりますので、ぜひ実践していきましょう!




参考 : マネックス証券の家族・お友達紹介制度 錬金術
      : 上田ハーローFXの家族・お友達紹介制度 錬金術
      : カブドットコム証券の家族・お友達紹介制度 錬金術
      : 楽天証券FXのご家族・お友達紹介制度 錬金術








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